日本の外務省は3月1日、新型コロナウイルスによる肺炎患者が拡大する韓国の大邱市と慶尚北道清道郡について、感染症危険情報をレベル３の「渡航中止勧告」に引き上げました。人口１万人当たりの感染者数の多さなどが理由となっております。レベル３は、中国でウイルス感染が最も深刻な湖北省や浙江省温州市と同じ水準だということです。

▶︎韓国渡航情報（外務省）

【危険度】
●大邱広域市及び慶尚北道清道郡
レベル３：渡航は止めてください。（渡航中止勧告）（引き上げ）
●その他の地域
レベル１：十分注意してください（継続）

また、韓国大邱在住の50代日本人女性が、新型コロナウイルスに感染したことが2月29日に分かりました。韓国で日本人の感染が明らかになるのは初めての事です。韓国の大邱では新興宗教団体の集団感染が発生し、韓国政府が感染症の「特別管理地域」に指定しています。

韓国保健福祉省によると、韓国での感染者は3月1日に586人増えて3736人となり、死者も3人増えて20人になっています。

▶︎韓国における最新の感染者数などの情報はこちらから

■大邱とはどんな地域？

韓国で屈指の観光都市である大邱は人口約250万人。ソウルや釜山に次ぐ「第三の都市」と呼ばれています。大邱という名前は「広い平野、大きな丘」という意味で、大都市ながらの豊かな自然を持ち合わせています。山に囲まれた盆地という特徴柄、夏はとても暑く冬は寒い場所です。

▶︎大邱での人気イベントも中止か…？

日本人にも人気の大邱ランタンフェスティバル2020は新型コロナウイルス感染拡大防止の為《外国人のお客様の受け入れを中止》するそうです。楽しみにしていた方は残念ですが、仕方ないですね。現地で中止されずに開催された場合にはyoutubeなどでフェスティバルの様子を是非伝えて欲しいですね。

▶︎大邱に旅行できるようになったらどこがお勧め？

実は日本人にも人気の観光都市、大邱。どんな見所があるのでしょうか？

●カフェの街、大邱

大邱は韓国の中でも「コーヒーの街」と呼ばれていてコーヒー通りなどカフェが集結するエリアが街のいたるところにあります。大邱発祥のカフェ「コーヒー名家」のイチゴケーキも人気です！

●レトロな街が楽しい！歴史的な建物や聖堂が残る街

大邱にある歴史的な建物といえば、美しい建築設計と100年余りの伝統で歴史的価値を認められた桂山聖堂や、大邱で最も古い教会である第一教会が見所。それぞれの建物がショッピングも楽しめるトンソンロ（東城路）エリアに集結しているので観光もコンパクトに楽しめます。

 

●最新のフードトラックが集結 大邱の西門市場

ソウルで流行する前の屋台フードが大邱で食べられる！？と話題の西門市場の夜市は、開始時刻からフードトラックの前に行列できるほど人気。牛肉がのった寿司やロブスターの丸焼きなど、贅沢な屋台フードもリーズナブルに楽しめますよ！

●チキンの発祥地？！大邱チメクフェスティバル

韓国・大邱では毎年チメクフェスティバルが開催され、「チキンの都市・大邱」を世界中に広めています。

＊チキン＆メクチュ(韓国語でビール)

フェスティバル会場には全国の各チキンブランドの出店はもちろん、地域やお店の特性が詰まった個性あふれるチキンが楽しめます。ビールも手作りビールや世界のビールを味わえることができて夏の暑さを忘れるくらいの楽しいイベントとなっています！

■みんなで大邱を応援しませんか？

新型コロナウイルスの感染拡大が広がっている大邱。コロナウイルスが終息して観光を楽しめる日が訪れますように！dPonトラベルでは皆さんからの大邱への応援メッセージや大邱の魅力をお待ちしております。大邱を応援します！

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