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韓国秋の味覚3選

韓国の秋は、澄んだ空気と共に豊かな食材が楽しめ旅行にも絶好の季節!紅葉が美しいこの時期には、韓国の家庭や市場には秋の味覚が並び、食卓を彩ります。今回は、韓国の秋を代表する3つの味覚を紹介します!

1. 柿(감, Gam)

柿は、韓国の秋の果物として代表的な存在です。9月から11月にかけて収穫される柿は、日本でもなじみのあるフルーツですが、韓国でも古くから愛されています。韓国には甘柿と渋柿の2種類があり、特に渋柿は干し柿(곶감, Gotgam)にして食べる文化が根付いています。

干し柿は秋から冬にかけてよく食べられるお菓子として親しまれており、ビタミンAや食物繊維が豊富で栄養価も高いのが特徴です。秋に収穫した渋柿を軒先で干して数週間かけて作る干し柿は、甘さが凝縮され、口に入れた瞬間に広がる自然の甘みが絶品です。

韓国では干し柿だけでなく、柿を使ったデザートや飲み物もあります。「柿茶(감잎차, Gam-ipcha)」と呼ばれる柿の葉を使ったお茶は、ビタミンCが豊富で風邪予防に効果的とされています。

2. 松茸(송이, Songi)

秋のキノコの王様といえば、韓国では松茸です。9月から10月にかけて収穫される松茸は、その香りと風味から非常に高級な食材として扱われています。特に韓国の山岳地帯で採れる松茸は、天然ものが多く、他のキノコとは一線を画す存在感があります。

松茸は、焼いてシンプルに塩で味わうのが最もポピュラーな食べ方ですが、スープやご飯に入れてもおいしくいただけます。「松茸ご飯(송이밥, Songi-bap)」は、松茸の豊かな香りが炊きたてのご飯に染み込み、秋ならではの贅沢な一品として多くの家庭で楽しまれます。また、松茸スープは、松茸の風味が存分に生かされており、体も温まるため、寒くなり始める秋の夜にはぴったりです。

松茸はその希少性から価格が高いことでも知られていますが、秋の短い期間だけ楽しめる贅沢な味覚として、特別な日やお祝いの席でよく登場します。

3. 栗(밤, Bam)

秋の実りとしてもう一つ欠かせないのが栗です。韓国の栗は、甘みが強く、ホクホクとした食感が特徴で、秋の終わりから冬にかけて多くの家庭で親しまれています。栗は、そのまま茹でたり焼いたりして食べるのが一般的ですが、様々な料理にも使われています。

韓国では、特に栗の入ったおこわ「밤밥(Bam-bap)」が人気です。もち米と栗を一緒に炊き上げたこの料理は、秋の特別な一品として知られており、お祭りやお祝いの場でもよく見かけます。また、栗を使ったデザートやスイーツも豊富で、栗餅や栗ケーキなどが秋の季節感を演出します。

さらに、韓国では伝統的に栗が祭礼や法事の供え物として使われることも多く、古くからの食文化の一部としても重要な役割を果たしています。

秋の味覚を味わいに韓国に行こう!
韓国の秋を代表する3つの味覚を紹介しました。柿、松茸、そして栗はいずれも季節感あふれる食材であり、それぞれの素材を使った料理やデザートは、韓国の秋をより一層楽しませてくれます。韓国の市場や食卓で見かけた際には、ぜひ手に取って、韓国の秋の味覚を堪能してみてくださいね!

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