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読書の秋に楽しみたい!日本語訳本で出版されている韓国の名小説🍁

1.韓国の小説ってどんなの?

韓国の小説と聞くと少し難しそうなイメージがあるかもしれませんが、実は日本語訳で読める作品がたくさん出版されています。本屋さんでも「海外文学」コーナーに並んでいることが多く、気軽に手に取れるのがうれしいところ。社会問題を描くリアルな作品から、心がほっとするヒューマンドラマまでジャンルも幅広いです。
たとえば、社会現象にもなった『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著)は映画化もされ、チョン・ユミとコン・ユが主演を務めました。女性の生き方や社会の視線をテーマにした作品で、日本でも共感を呼びました。

2.韓国おすすめ名小説3選

『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著)

平凡な女性ジヨンの人生を通して、現代社会での女性の生きづらさを描いた社会派小説。結婚や出産、職場での出来事など、誰もが感じたことのある違和感をリアルに表現しています。重たいテーマながらも読みやすく、読み終えたあと深く考えさせられる一冊です。

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(ファン・ボルム著)

会社を辞めて小さな書店を開いた女性と、そこに集まる人々の物語。登場人物たちの悩みや優しさがじんわり心に染みてきます。読むたびに「本を読むっていいな」と感じられるような、穏やかで癒される作品。2024年の本屋大賞・翻訳小説部門で1位を受賞した話題作です。

『ディディの傘』(ファン・ジョンウン著)

恋人を失った主人公が、自分の心と向き合いながら少しずつ前に進んでいく姿を描いた繊細な物語。静かな文章の中に深い感情が流れていて、読む人の心を静かに揺さぶります。夜にゆっくり読みたい、大人の文学です。

3.まとめ

日本語訳で読む韓国小説は、映像作品とはまた違った角度から韓国の社会や人々の心に触れられる、もうひとつの“韓国の世界”です。物語の背景にある文化や感情にじっくり浸ることで、日常の中に小さな発見や気づきをもたらしてくれます。
そして、韓国語を学んでいる人は、いずれ原書に挑戦してみるのもおすすめ。言葉の響きや表現の細やかさがよりリアルに伝わり、同じ物語でも一味違う感動が味わえます。
この秋は、本を通してじっくりと韓国文学の世界に浸る時間を過ごしてみてはいかがでしょうか

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