未成年者だって卒業旅行は韓国に行きたい!大好きな推しに会いたい!と韓国旅行を夢見る未成年者さんも多いはずですよね!でも、いざ海外となると、どうしてもぶつかるのが”未成年者”という壁。今回は、親同伴者なしの未成年者だけの韓国旅行についてまとめてみました。
韓国に入国できるの?
韓国は、未成年者の旅行目的の入国に対して制限はないので入国は可能です。日本国籍を持っている方で観光目的による90日以内の滞在については、査証(ビザ)無しで入国できます。しかし、パスポートの有効期限が入国時3ヶ月以上残っていることが必要です。パスポートの有効期限をしっかりチェックしておきましょう。
入国時に、日本の所在地や韓国での滞在先、電話番号などを正確に入国審査カードに記入できるよう、事前に韓国語と英文で用意しておくと安心です。
韓国行きの飛行機チケットは購入できるの?
航空券の予約は親(親権者)の同意書があれば購入可能。ただし、年齢制限に関して事前に調べて購入するようにしましょう。航空会社や旅行ツアー会社によって、年齢制限や必要な書類等も違いますので事前に問い合わせをした上でチケット購入をしましょう。また、航空会社HPから直接購入する時は、本人名義のクレジットカードのみ支払いが可能などの制限があることもあります。
韓国現地のホテルやゲストハウスの予約はできるの?
韓国のホテルやゲストハウスは、原則的に未成年者保護法により未成年のみの宿泊は出来ません。ただし、親(親権者)の宿泊同意書があれば、可能とされています。親(親権者)の同意書署名・捺印などの事前提出が必要です。親(親権者)の身分証明書(運転免許証、パスポートなど顔写真付きのもの)のコピーが必要な場合もあります。年齢制限や同意書以外の必要書類が異なることがあるので、詳細は各ホテルHP等での確認が必要です。
同意書があっても、未成年者のみの受け入れをしていないホテルやゲストハウスもあるので事前確認しましょう。
韓国では、一般的に満19歳を成人とみなします。韓国の宿泊に関する「未成年」とは、満19歳未満。満19歳の誕生日を迎えられていない方は未成年となりますのでご注意ください。
1つの部屋に未成年同士がチェックインできるの?
親(親権者)の宿泊同意書がある場合であっても、異性の未成年同士の宿泊は、韓国青少年保護法26条により禁止されています。同性同士の宿泊のみが許可されています。なかには同性間であっても宿泊が不可能なホテルやゲストハウス等もあります。事前確認が必要です。
宿泊同意書はどうやって準備すればいいの?
同意書は、各宿泊先の同意書書式をダウンロード、もしくは旅行ツアー会社から可能です。宿泊する未成年者人数分の全員の同意書提出が必要です。
未成年者の韓国での美活はできる?
睡眠麻酔や整形手術は、保護者の同意書が必要となります。簡単な施術をする場合も病院や美容サロンによっては同意書が必要な場合があります。未成年者の美活に関する同意書の有無及び必要事項や手続きの方法は、各病院・美容サロンによって異なるので事前確認が必要です。LINE@やメールでの連絡やり取りで可能な病院・サロンが多いのでしっかり確認しておきましょう。
飲酒とタバコは禁止
日本と韓国は年齢の数え方が違います。韓国では満19歳は成人者扱いとはいえ、日本人の成人・未成年の区分は、日本の法律が優先されるので飲酒・タバコは違法です。トラブルに巻き込まれた場合、身元の確認や保護は日本大使館の所管になります。”日本で未成年者は、韓国でも未成年者”ということしっかり覚えておきましょう。
その他注意点
韓国は、キャッシュレス化が進んでいるため、利用施設の支払いに関する方法のチェックもお忘れなく。パスポート紛失した場合の在韓日本国大使館の位置や連絡先なども調べておきましょう。
同意書が必要となる予約については、必ず宿泊先や旅行ツアー会社に事前にチェックし、未成年者のみの旅行の気になる点や心配事はしっかり調べておきましょう。トラブルに巻き込まれないため、楽しい旅行にするためのチェックです。
楽しい素敵な思い出旅行になりますように!