韓国を代表する大型書店の1つに、「教保文庫(교보문고キョボブンゴ）」があります。ソウルの中心に位置しながらもアクセスしやすく、書籍の種類も多く、その場で読書ができる広いスペースは、韓国人の憩いの場的存在な書店をご紹介します。
ソウル都心部・光化門の「教保文庫」
教保文庫は、教保生命グループによる韓国を代表する大型書店。韓国の全国各地に支店があります。1981年にソウル中心部・光化門(クァンファムン)に１号店をオープン。光化門広場すぐ隣にある大きな教保生命ビルの地下にあり、とてもアクセスしやすい場所にあります。地下鉄５号線の光化門駅の３番出口、４番出口からそれぞれ地下通路で繋がっていて、地下鉄に乗る前に、近くに行ったついでにと時間を気にせずに気軽に足を運ぶことができます。光化門エリアでの待ち合わせ場所や、約束時間までの時間つぶしにもよく利用されます。
快適に読書が楽しめる空間づくり
快適な空間を提供するために教保文庫は、リニューアルを繰り返し新しくなり続けています。2015年のリニューアル時には、ニュージーランド産のカウリという松の木を丸ごと１本使った、一度に100人が座れるともいわれるほどの長さ11.5メートルのテーブルが話題を呼びました。各コーナーの本棚の脇には椅子やソファなど、また棚の一部には、本を置いて立って読めるように工夫がされています。ベストセラーコーナーや企画コーナーもあり、韓国で今話題になっている本がひと目で分かるように陳列されています。
読書の時間が楽しくなる子供たち
子どもたちの空間も充実しています。子供たちの絵本コーナーも靴を脱いで座って読めるように、まるで家で本を呼んでいるかのようなスペースもあり、週末には絵本を買いに家族連れ客も多く訪れています。子供目線に作られた本棚やこけてもケガしないように厚めのカーペットになっていたりと親御さん達も安心できる作りになっています。小さく座って読書に集中している姿はとても可愛らしいです。
本探しなら「教保文庫」
教保文庫に行けば手に入らない本はないというくらいあらゆる分野の書籍を取り扱っています。約2,700坪を誇る広い店内には、約200万冊以上の書籍がずらりと並んでいます。毎日３万冊が入荷するといわれています。韓国現地で韓国語を勉強する人や韓国旅行次いでに現地の韓国語教材がほしいという人にも人気な書店です。日本の書籍や雑誌なども充実しており韓国在住者にとってもよく利用される書店の1つです。書籍以外にも文房具や雑貨、電子機器もあります。カフェもあり1日中いても飽きない場所です。「教保文庫」のオンラインショッピングでも本を購入する事ができ、早く読みたい本や直接書店でチェックしておりた本をオンラインで購入する人も多くいます。
店舗情報
「教保文庫」HP兼オンラインショッピング こちら
教保文庫 光化門店
住所：ソウル特別市 鍾路区 鍾路1 B1F
(서울특별시 종로구 종로1 B1F)
休業日：1月1日/旧正月・秋夕(チュソク)※事前確認必須
行き方：地下鉄5号線光化門(관화문역 Gwanghwamun)駅 4番出口 直結
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たまには、涼しい場所で静かに読書の時間を過ごすのもいいでしょう。 今年の夏は、どんな一冊を読まれるのでしょうか？ぜひ近くの書店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？
